レーシックを手術した後に視力が落ちる

普段、メガネやコンタクトレンズを使用している人は、裸眼で生活できるようになるレーシック手術について、1度は気になったことがある人も多いです。

以前はかなり高額だったレーシック手術の費用も、最新機器を使っても20万円以下で受けられるようになり、レーシックに切り替える人の数は増えています。

一方で「レーシック手術後に視力がどうなるのか、失明するリスクは数%でもあるのか、後遺症で眩しさや乱視になるのか」といったネガティブなイメージが先行して、まだレーシックに踏み切れていない人も多いです。

レーシック後に視力が低下したり、後遺症が残るリスクには誤解があります。確かにあまりに安価だったり、評判が良くない眼科は避けるべきですし、以前のレーシックでは一時的な視力回復後に、視力が急激に落ちる事例もありましたが、現在ある有名なクリニックや病院の調査では0件です。

  1    レーシックで失明することはない

まず、レーシックにおいて通常の手術であれば失明することはありません。「あまり視力が回復しなかった」や「術後に弱い乱視になった」例はありますが、今までにも失明は報告されていません。

以前、悪質なクリニックが非常に不衛生な環境で手術を行い、多くの患者が感染症を引き起こしたことにより、日常生活に支障が出るほど後遺症が残ったケースはありましたが、そういった特殊かつ事件性の高い例においても、これまでの国内の事例でレーシックによって直接失明まで至ったケースはありません。

  2    人によって回復の度合いは若干異なる

レーシック直後は視力が大幅に回復します。人によっては両目とも2.0にまで回復することもありますが、大抵は1.0~1.5くらいです。

どれだけ視力を戻すかは「角膜を削る量を調整して、屈折率を変える度合い」により、医師との相談によって決まるため、手術後の視力の増え方には個人差がありますが、逆にレーシックをしたせいで視力が低下することはありません。

  3    視力が安定するまでに3カ月かかる

手術直後は視力が最も回復した状態になります。この視力に1週間で少し低下して、3カ月ほどで安定します。

例えば、術前の視力が0.03、手術直後の視力2.0くらいでしたら、1週間程度で1.5にまでに下がることがあります。その後、3カ月程度で1.5で安定するでしょう。

これは問題があって視力が低下しているわけではなく、目が見えすぎてしまう過矯正だった状態から、視力が落ち着いた状態に推移した結果です。

  4    手術から時間が経過しての視力低下する

レーシック後に「数年間経過して視力が低下してくる」というのはわりとよくある話です。 それはレーシックが永久的な視力回復を保証するしていないためです。

近視になる要因は遺伝的要因や環境的要因などが関係していますが、まだはっきりしたことはわかっていません。しかしながら、その原因を突き詰めるのではなく、視力低下していた結果から「何らかの要因は持っていて、視力を改善したほういい」と考えて、メガネやコンタクト、レーシックで視力矯正をします。

そのため、レーシックで視力を戻しても、視力低下の原因がわかりませんので、時間の経過と共に徐々に視力はまた低下していくことは十分考えられます。

これはレーシック手術に問題があるわけではなく、もともと内在している要因によって引き起こされている可能性が極めて高いです。メガネやコンタクトをしていて、視力が下がることと同じ理由になります。

また、レーシック手術後に数十年経過した視力の検証はまだ行われていません。これらのデータは今後明らかになってくる内容です。

現時点でレーシック手術後に徐々に視力が低下することは事例は、個人差はありますが「10年後に視力1.5が0.8になった」や「5年後に視力1.5が1.2になった」とよく聞きます。